長者ヶ崎〜佐島コース

古来より生殖の神、安産の神が宿るとされる直径約1ｍの石。 子どもが欲しい女性が石をなで、その手で腹をさすると懐妊するとされる。

自然のままの海岸線が残る秋谷海岸に、高さ約12 ｍ、周囲約30 ｍの巨岩「立石」が そびえる景勝地。江戸時代の絵師、歌川広重は、この辺りの風景を浮世絵で描いた。

文治5（1189）年、和田義盛が建立した七阿弥陀堂のひとつといわれている。 本尊の阿弥陀三尊像を含む5 体の仏像は希少な運慶作で、国指定の重要文化財（拝観は要予約）。

芦名城の鎮護として祀られたと伝わる神社。 寿永元（1182）年、源頼朝が妻政子の安産祈願のために御家人を参拝させた12社のひとつ。

縁結びや安産の神社として江戸時代から信仰されている。 毎年3 月3 日に行われる例祭では、巫女が船に乗り込み「流し雛」を行う。

多くの海浜植物や海岸生物が生息する自然海岸。 夏に咲くハマユウの北限地でもあり、神奈川県の天然記念物および名勝に指定されている。 ビジターセンターでは、海洋生物のはく製などを展示。